StatModeling Memorandum

StatModeling Memorandum

StanとRとPythonでベイズ統計モデリングします. たまに書評.

2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

RStanで『予測にいかす統計モデリングの基本』の売上データの分析をする

12/22(日)にBUGS/Stan勉強会#2がドリコム株式会社にて催されました。そこで2つ発表をしました。そのうちの1つ「『予測にいかす統計モデリングの基本』の売上データの分析をトレースしてみた」に関する詳細&補足&苦労話をここで書きたいと思います。RStanと…

不等間隔の状態空間モデル

日付単位とかでデータを取ることが多いこのご時世、等間隔の状態空間モデルを使うことが多いと思います。しかし、ふと不等間隔の状態空間モデルってどうやるんだろーとつぶやいたところ、ご指導いただきました。いつも大変感謝です。 .@berobero11 細かく等…

状態空間モデルでシステムノイズに非ガウス分布(1次元の変化点検出)

北川本「時系列解析入門」14.4節の例題をやってみましたので途中経過の作業ログとして残します。 時系列解析入門作者:北川 源四郎発売日: 2005/02/24メディア: 単行本 まずは失敗例から。 data { int N; real Y[N]; } parameters { real mu[N]; real<lower=0> s_y; re</lower=0>…

陽に解ける常微分方程式を使ったモデル

今回はデータの背後に簡単な(陽に解ける)常微分方程式で記述できるダイナミクスがあると仮定して、Stanでパラメータの推定を行いたいと思います。 状況として定期的に(例えば一年ごとに)サービスをリリースした場合を考えます。それらのサービスを使う総…